
私は以前、正社員として働く傍らWワークとして墓掃除のバイトをしていたことがあります。
人の少ない墓地で一人黙々と掃除するので、陰キャな自分向きではありました。
でも、10年以上前の気温だったから出来たことだと思います。
今の真夏35度とかの中でやってたら、確実に熱中症で死んでました。
そんな墓掃除バイトの仕事内容について、詳しく書いてみます。
墓掃除の仕事を見つけたサイト
普通にマイナ〇バイトに載ってました。
求人を出してたのは墓石の石材屋さんで、取引先の複数のお寺の墓掃除を代行してるみたいでした。
当時私は正社員として働いてましたが、シフト制の仕事だったので平日と隔週で土日のどちらかに墓掃除のバイトを入れてました。
朝は9時~とかで早かったけど、終わるのが15時くらいだったので続けられたんだと思います。
墓掃除してた寺は超金持ち
曜日によって二つのお寺を交互に墓掃除してたんですけど、どちらのお寺も超都会で超金持ちで超綺麗なお寺(お墓)でした。
自分が法事とかで行くお寺とは格(主に経済面での←)が違った。
こんなに新しくて綺麗なのに掃除する必要ある!?と思ってたけど、墓地は外にあるからやっぱりそこそこ汚れるし、お供えの花も放置してるとカラスが来ちゃうので掃除は必要みたいでした。
墓掃除の仕事で大変だったこと
何が大変って「冬は寒くて夏は暑い」コレに尽きます。
特に夏は、下が綺麗な白い石畳なだけあって、肌よりも先にまず目が焼けるんです。
もう最終的には、サングラスしてマスク(埃除け)して軍手して墓地徘徊してました。
私が墓参りに来た人だったら、かち合ったらぎょっとします(笑)
冬は冬で、墓掃除なので水を使うから、極寒の中で水仕事をするのは辛かったです。
御朱印受付とお守り販売も担当
寺務所には別のバイトさん(これも同じ石材屋さんから派遣されてる人)がいるんですけど、その人が休憩に入る時は代わりに私が寺務所に詰めたりしました。
御朱印の受付もお守りの販売も緊張したなあ。
そのお寺で寺務所に詰めるは多くても週に1回だから、値段とか全然覚えられないんです。
御朱印受け付けたときに、お坊さんがいなかったりすると探さなきゃいけないし。
(めちゃくちゃ大きいお寺だったから、お坊さんは何人もいるんですけどね)
本堂掃除は癒しの時間
墓地の掃除だけじゃなく本堂の掃除も仕事の内でした。
ろうそく立てるやつ(名称不明)にこびり付いた蝋をそぎ落としたり、線香の補充をしたり。
でも本堂の掃除は、墓地掃除での「冬は寒くて夏は暑い」から逃れられる癒しの時間だったので、出来るだけこの本堂掃除を長引かせるのが体力温存のコツでした。
線香の匂いが体中に染み付くけど、あの匂いも結構好きだったなあ。
なにせ金持ちで(←しつこい)格が高いお寺だったので、なんか貴重そうな仏像や掛け軸を近くで見ることができるのも楽しかったです。
結論:陰キャでも墓掃除の仕事はおすすめしない
とにかく過酷な体力勝負だし、現在の気温でやったら本気で命に係わるので、いくら一人で黙々と出来るとはいえ今墓掃除バイトをオススメするかと言われたらしないですね…。
寺とか仏教が好きな私ですらこう思うぐらいですから。
私もよく体調を崩さず、一年くらい続けられたなと自分で感心しますもん。
まだ20代前半で、若かったからなんとかなったんでしょうね。
でもこうしてブログのネタに出来てるんだから、やってよかったです。
私のこれまでの社員とアルバイトの転職遍歴は、こちらの二つの記事をご参照ください↓